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君の人生が映画なら

今日はどんなシーンに宛てようか

高橋優「来し方行く末」感想

セトリは、鹿児島公演をベースに、主に1月公演ごちゃ混ぜの個人的感想。
優さんが話してる部分は、雰囲気なので悪しからず。


開演前、ステージには、天井から吊られた透ける素材の黒い垂れ幕。真ん中に、来し方行く末アルバムと同じ優さんの後ろ姿のシルエットがプリントされてる。この、ぼわっと浮き上がってる姿に、どきどき感が増す。

 

登場のBGMと客席の手拍子が揃ったところで、先にバンドメンバーさんが登場し、それぞれ立ち位置に着いたところで、一旦真っ暗に。
ステージの真ん中に縦に伸びた小道のようなセットがあり、その先のモニターが割れて、真ん中から優さん登場。スモークと共に背後から照明が当てられてて、シルエットが見える。この演出めちゃくちゃかっこいい。

黒地に白い水玉(真ん丸ではないけど、ほぼ水玉)模様のシャツ、中に白い肌着(タンクトップっていうかすごい肌着感)、黒いスキニー、いつもの黒ブーツ。

 

1. TOKYO DREAM

(Dove)

1発目から、脳みそにガンッと響く音と歌声。いきなりテンションぶち上げだから、こっちも大変だけど、歌う優さんも結構大変そう。公演によっては、うまく誤魔化してるけど、結構歌詞がカミカミ。
今のところ仙台が、ライブ始めだったせいもあるのか、ダントツでカミカミ。
福岡以降は、モニターを結構見てたからか、そんなに噛んでなかった。
確かママ、パパのところで、ギターから手を離して、両腕をそれぞれちょっと左右に広げて、身体でリズムを取るように歌ってるのがかっこいい。
「大きな夢より気持ちいいこと教えてあげると」のところも音が一瞬消えて、全体の照明も暗くなって、赤と青の照明が優さんに当てられるのが、色気爆発してる!!!
「想像して笑うドライバー」「或いはそこのあなた」は、見下すように目を見開いて歌うから、色んな意味でドキッとする。
「この街を健やかに清らかに住みやすい街にしてみせます」の部分は、選挙カーに乗ってるかのように、両手を広げて歌う。この人に清き1票を投票したい…

 

2. クラクション

(Dove)

曲間があまりないので、急いでハーモニカつけるんだけど、毎回吹く前に唇を舐めまくってるのが非常に気になる。乾燥してると吹けないのかな。そんなに舐める!?ってくらい舐めてる時があって、毎回クスッと笑ってしまう。
TOKYO DREAMでは見られなかった優しい笑顔で歌ってくれる曲。同じ東京を舞台にした曲を続けたのも面白い。TOKYO DREAMは、渋谷とか新宿の人混みの中から叫ぶように歌っているのに対して、クラクションは、たくさんの人が生活する住宅街の景色を見ながら微笑みながら歌ってる、みたいな。
初めてCDで聴いた時は、正直あまり好きになれなかった曲だけど、胡坐で聴き、今ツアーで聴き、間違いなく大好きになった曲のひとつ。優さんが書く歌詞の中でも、聴いてるだけでふとした日常の風景が思い浮かぶ曲で、とても心が温かくなる。
「呆れ顔の太陽が頬杖ついてる」「関係なしに星はチークダンスを始める」って歌詞がほんと可愛らしくて好きなんだけど、これがアラサーの男性から出てくる言葉??
それと、「あと少しで君の住む街が見えるころ」って歌詞がすごく好き。ちゃんとこの部分で、手のひらを目の上に当てて遠くを見る仕草をして、2階、3階席を見渡してた。

 

3. 太陽と花

(Dove)

クラクションとはまた違った意味で、ここまでまた一気にテンション上げられる。またセトリに入れたのか…と思うこともあるけど、やっぱりこの曲を歌った時のステージと客席の一体感は譲れない。


挨拶

(どの公演もほぼ同じ)

「こんばんはー!高橋優です!本日は、高橋優全国ホール&アリーナツアー2016-2017来し方行く末in鹿児島市民文化ホールにお越しいただきありがとうございます!会いたかったよ鹿児島ー!」
多分会場名を言い間違えないようにちらちら足元のモニター見てる。
「鹿児島でワンマンライブをやるのは2年ぶりでございます!楽しみにしてきました!」
「あけましておめでとうごさいます。今年も何卒宜しくお願いします。」
深々と頭を下げる。すごく丁寧。


「昨年の11月16日に、5枚目のオリジナルアルバムになる来し方行く末をリリースさせていただきました。聴いたよって方いらっしゃいますか?」
\はーい!/
「わあーいっぱいいたー!本当にありがとうございますー!」

 

※ちなみに、仙台2日目の時は、何故か3回聴く。
「聴いたよって方いらっしゃいますか?」
\はーい!/ のあと、
「あぁいっぱいいる…!ちょっともう一回手あげてみて?」
\はーい!/
「あぁ…!(仰け反る)試しにもう一回手あげてみて?」
\はーい!/
「あぁあ…!(仰け反り方と声が…)」
っていうくだりがあった。こっちがたまらん!

 

「一番後ろのお客さんまで見えてますからね!鼻ほじったりしてると見えてるからね?2階席の人も見えてるよ?鼻ほじってもいいからね?」

 

「今回のアルバムのタイトルが来し方行く末なんですけど、今まで歩いて来た道と、これから歩いていく道、 というのとで、アルバムにも今回のツアータイトルにもつけさせていただいたんですけど。」
「僕、高橋優はソロでやらせてもらってるので、自分の今まで歩いて来た道、自分のこれから歩いていく道、自分で頑張っていかなきゃみたいな、自分自分って考えてしまっていたところがあるんですけど、今回のアルバムはそうじゃなくて、自分と繋がってくださってる方々、自分を取り囲んでくださる方々、自分の歌を聴いてくださる方々と、歩んで来た道、そしてそういった方々と歩んでいきたいこれからの道、というのをすごく意識してアルバムを作らせていただきましたし、ツアーもまわらさせていただいています。」
「僕自身の願いとしては、これから先も歌を聴いてくださる皆さんと、共に歩んでいきたいなと。そういう未来を思い描いているんですけど、そのためには何が大事かというと、この、今!という時間を大切にすることなんじゃないかと。今夜1月15日、この!かごしみ(鹿児島をかむ) 熱く激しく時にエロティックに!最高の時間にしたいなと思ってるんです。」
「一緒に盛り上がってくれますか鹿児島ー!一緒に声を張り上げてくれますか鹿児島ー!一緒に飛び跳ねてくれますか鹿児島ー!よろしくお願いしますー!!アイアンハート!!」

 

4. アイアンハート

(白エレキ)

いえーい!!って感じで盛り上げて、そのままの流れて曲がすぐ始まるの楽しい!
間奏部分で、こじさんジャンプ真似するのも楽しい。
「優しくされたら嬉しい冷たくされたら悲しい」の部分は、ちゃんと曲に合わせて手拍子のボリュームもバンドの音も少し小さくなって、会場一体で演奏している感じがするし、優さんの優しい声が会場全体に響いてて好き。
「笑い合うことが出来るなら」で優しく微笑んでた印象。

 

5. 拒む君の手を握る

(Takamine)

一時期セトリから消えたけど(福島と新潟だけ無し)、おそらく定番化。

全体的に暗めの照明で、白と青のスポットライトだけ交差するように当てられてる。ギターも黒いし、優さんの姿も、ぼぅっと暗闇にいるように見える。
「一人で大丈夫よと拒む君の手を握る」のあとの、歌詞カードにはない「あぁ(吐息)」が結構マイクではハッキリ拾うし、表情もセクシーすぎる。
今まで歩いて来た道、これから歩いていく道をテーマにしてるのに、「今までのことなど幾分どうでもいいじゃない、これからのことなど尚更どうでもいいじゃない」って突き放される感じがドキッとする。
最後の「夜が明ける」の、「る」の発音のあと、残る吐息みたいなのがすごく好き。
「愛してる」の言い方は、公演によって結構違う。真正面向いて客席見ながら噛みしめるようにしっかり言ったり、左のギターのネックの方を見ながらぶっきらぼうに言ったり、目を閉じて言ったり。


6. Cockroach

(黒ギブソン)

ギター激しく掻き鳴らす姿がかっこいい。
「僕は嫌われ者のCockroach」の部分で、見下すようにすごい力強く歌ってる姿が印象的。
「音楽は鳴り続けるよ 君に届くまで」「音楽は鳴り続けるよ 君が笑うまで」に泣きそうになる。ずっと歌うっていう覚悟みたいなもの感じたというか、こっちが聴くことをやめなければ優さんはずっとずっと歌ってくれてるんだろうな、寄り添ってくれるんだろうな、なんて考えたり。
「こんな時代と嘆くくらいなら 時代を蝕んじまえばいい」は、優さんがひとつひとつ歌詞を噛みしめるように歌ってるのがすごく好き。

 

7. 象

(黒ギブソン)

Cockroachの終わりから、音もほぼそのまま繋がったまま、ダッチさんの合図からのイントロ。
最初の、歌詞にない「うっ!」って気合い入れみたいな部分、1月の公演からエコーがすごく効くようになった気がする。

関ジャニ∞ver.を聴いていたときは、正直あまり歌詞を重視していなくて、ノリだったり音全体の格好良さみたいなものしか感じてなかったんだけど、高橋優ver.は歌詞もどんどん入ってくる。この曲を作った経緯のインタビューとかをよく読んだせいもあるかもしれないけど。
「案外どんな夢も叶えられるよ その手で掴み取れ!幸せがある!」の説得力が半端じゃない。
「10年後またここで会おうよ そんときは今よりずっと笑っていよう」って言われたら、もう10年後までもついて行きますって思わないわけがない。

もちろんそれぞれの良さがあることは前提なんだけど、今回セルフカバーするにあたって、ほとんどアレンジを加えてない上に、7人で歌っていたものを1人で歌う分、音のボリュームの寂しさみたいなのを感じるかと思ったら、それが全くないどころか、むしろ豪華にすら感じた。
あと、2番の歌い出しの部分のベースがすごい好き。CDで聴いた時から、これは…と思っていたんだけど、実際ライブでこじさんを見ると、ものすごく早い指弾き!!かっこいい!!目が足りない…

 

 

MC

□仙台1日目
・バンドメンバー紹介。おふさげパフォーマンスなし。
・優さんの楽屋で牛タン食べ比べ大会。利休、喜助、太助、伊達、善治郎。
・お正月に秋田に帰省してたので、お土産のいぶりがっこを買ってきて、それも牛タンと一緒に出した。
・優くん、ごちそうさまー!ってメンバーが出て行ったあとに楽屋に残っていたのが、いぶりがっこと、牛タンに添えられていたお新香。
・残ってるいぶりがっこは全部自分で食べた。
いぶりがっこの匂いは、実家の匂い。

 

□仙台2日目
・バンドメンバー紹介。ダッチさん→こじさん→須磨さん→はっちゃん→池窪さんの順。恒例の最初のダッチさんのおふざけパフォーマンスにより、全員が真似していく流れ。
・右手で横向きのピース作って、顔の前(目元)で外側に引く動き(効果音をつけるならキラーン!みたいな)「どうも、高橋優です☆」もう1回!のコールで、もう一度同じポーズをする。まんざらでもない感じ。
・昨日のANNは、東北放送から生放送。
・仙台ずんだスイーツ食べ比べ。ずんだ餅、ずんだシェイク、ずんだプリン、喜久福
八木山ベニーランドのテーマソング歌う。(ヤンヤンヤヤーン八木山の〜♪)
・高橋家は、1年に1回のご褒美で、八木山ベニーランドへ行っていた。子どもの時は、そこがディズニーランドだと思ってた。
・「とうさーん!!ラクダのケツでっけっけー!」


□福岡
・バンドメンバー紹介は、腕を胸の前で曲げて、波打つようにクネクネってするストレッチの動き。(文字に出来ないー!)
・本番前に、下手側で待機してるダッチさんこじさん優さんでやってた。
・福岡お土産食べ比べ。博多通りもん、博多自慢、鶴乃子、ひよこ、千鳥饅頭、鶏卵素麺、博多の女、博多なかなか、いかまんじゅう。
博多通りもんがメンバー内では人気。
・優さんのお気に入りは、博多の女。
・「博多の女に俺の通りもんを…なんつってね!」


□鹿児島
・バンドメンバー紹介は、PPAP的な動き(ダッチさんが最初にやったときは違った気がしたんだけど、なんか最終的にはそれに変化してた)
・「I have pen〜♪うっ(刺す動作) ドゥクドゥクドゥクドゥクドゥク(??高い声で早口。こんなメロディあるの?)」ってちゃんと歌いながらやる。
・鹿児島スイーツ食べ比べ。さつま揚げ、いもっコロ、さつまいもバター、薩摩家プリン、白熊。ネットでランキング検索した。
・客席からは微妙な反応が多くて、「え、みんな鹿児島の人?どっから来たの?」「え、有名だよ?」「知らないの?」
・自慢げに商品名挙げるのに、あまりにも反応が薄くて、時々不安な顔になったり、いつも以上に客席の反応伺ったり、いちいち可愛い。
・黒豚侍。これも誰も知らなくて、優さん「えー!知らないの〜??お、く、れ、て、る〜!!」ひと昔前のギャルみたいな言い方。「遅れてる〜!!っていう言葉も久しぶりに言ったわ。死語か?」って笑いながらバンメンさん見るの可愛い。
・チーズケーキのラブリー。最初商品名を思い出せてなくて、客席から色々言われるも聞き取れなくて、何回も、ん?…なに?…ん?って聞き返してる声がなんか素っぽくてよかった。
・優さん一人で全部食べるものだとイベンターさんに思われてて、全部ひとつづつ用意されてたため、みんなで分け合いながら食べた。プリンも一個を一口づつ分け合って食べたから、キスしたくないからみんながスプーンですくってるのとは逆の部分からすくって食べてた優さん。おっさん同士でキスしたくないもん!って言うけど、それキスって言わないからー!潔癖なの??
・お酒が飲めるようになったのが一昨年くらいから。それまではビール一杯でだめだった。今はいくらでも飲める。(おー!って言われてちょっと得意げ)
・きっかけは、マネージャーに教えてもらった芋焼酎のお湯割り。梅干しなんて入れるとスープみたいで美味しいと。
・好きなのは、鹿児島の芋焼酎の「甑州」。銘柄とか知ってるとお店でちょっとかっこつけられる。店員さんに、お好みの銘柄ありますか?って聞かれたときに、「甑州あります?」なんてよく言ったりしてた。


8. ヘベレケ行進曲

(Dove)

いつも無理矢理MCから繋げる。
曲が始まる前に、「曲中にヘイ!ってやるところがあるので、みんなでやってくれますか?」

※仙台までは、「分からない人は、ギターの池窪さんが、自分のギターを放置して、ヘイ!って合図してくれるので、それを見ながらやってみてください!」って説明してくれてたんだけど、福岡鹿児島は説明なし。
忘れただけなのか、説明しなくてもなんとなくみんな出来ると汲んだのか。

この曲は、CDでも正直全然好きになれなくて、数回しか聴いたことないくらいで、狭山で初めて聴いた時、セトリに入れてきたことにびっくりしたし、アンコールの1曲目だったこともあって、なんでこのタイミングで歌うの!?とちょっと納得が出来なかった曲で。
でも、「酒の勢いで本音や愚痴を喋り過ぎてしまう」の部分で、優さんが歌い続けてるのに、ダッチさんが連続でヘイ!ヘイ!ヘイ!って煽るのが面白くて、客席も優さんもざわざわするほど笑っちゃって、優さんも「俺の歌、誰も聴いてないじゃんー!!」なんて言ってたんだけど、まあ結果的にそこが結構盛り上がったから、ダッチさんに救われたね、なんて思ってたんだけど。

セトリの順番変えて、MC後に入れてくるようになってからは、これは正解だなとだんだん思えるようになってきた。
MC後だから、いきなりテンポの早い盛り上げ曲やるのもテンションが付いていかないし、かといって中途半端にバラードやっても盛り下がるし、毎回ちょっと無理はあるけど、「みんなでお酒を酌み交わすつもりで」とかご当地お酒ネタで、上手いことMCにオチをつけて、この曲にもっていって、ゆるい一体感というか、準備運動的な曲になってるからいいのかなって思うようになった。

でも、そのせいで?セトリから消えた、悲しみのない場所。好きだったから悲しい。
ファルセットメインの曲は、本人も挑戦だったって話してたし、もったいないなあと。でも、生で歌い続けるとなると喉にも負担がかかるのかな?はっちゃんは、キーボード?でアコーディオンを再現してるし、須磨さんの鉄琴みたいなのも、向かい合って演奏してて、とっても良かった。
横アリで復活しそうな気もするので、期待。

 

9. 君の背景

(Dove)

テンポがとっても心地良いし、どの曲もそうなんだろうけど、ひとつひとつの歌詞を優しく大事に丁寧に歌ってくれてるなと感じられる曲。
ただ、CDだともっとフラットに歌ってるのに対して、ライブはちょっと力んでるかな?って感じもする。力強さも感じるというか。ライブならではの良さかもしれない。
なにかのインタビューで、1番の歌詞にあるように、そんなつもりはないのに、気付いたら女の人に守られる側になってることが多いと話してたのを読んだ気がするんだけど、荷物を片方づつ持つとか、さては実話だな…と思いながらこの曲を聴いてるとニヤニヤが止まらない。
ツアーの序盤の公演では、ダッチさんがサビでワイパー振りしてたんだけど、気付いたらなくなってた。

 

10. 運命の人

(白エレキ)

セトリの順番が変わる前まで(狭山と多分石川)は、曲の前に「最近、自分周りにいる人たちの恋愛を応援することも時々あって、次に聴いていただく曲は、そんな人たちの悩んだりする姿を見ながら、ちょっと違った視点で、応援するような気持ちで書いた曲です。」って紹介があったんだけど、君の背景のあとに歌うようになってからは、説明なしにそのまま続けて歌ってる。
手拍子しながら聴いてる人が多いのかもしれないけど、わたしはこの曲結構棒立ちで聴いてるかも。
優さんの声の伸び方がとても綺麗。
あと、Aメロのダッチさんのバスドラの一定のリズムが好き。

 

11. さくらのうた

(ギターなし)

はっちゃんのピアノソロからスタート。
確か2公演目の石川から優さんのギター無しに変更。優さんが弾いてた部分は、池窪さんが変わりに演奏してる。
個人的にはこの演出とても好き!!スタンドマイクの前に身一つで立って歌う姿って、シングル曲でもなかなかテレビでは見られないから。
より全力込めて歌ってるのが伝わってくるし、全身から儚さと強さが混在して伝わってくるのがとてもいい。
スタンドマイクの前に真っ直ぐ立ってて、両手は、胸の下くらいの高さで歌うたびに力を入れて、リズムを取ってるんだけど、その手の平の大きさにもびっくりする。力を入れるたびに手の血管も浮き出るほどで。そりゃもう見ちゃいますよね。曲に聴き入ると同時に色んな邪念も混ざる罪な曲。
アップテンポな曲よりも、このさくらのうたを聴いたことで、あ、この人は歌うために生まれてきた人だ、って改めて認識した。

 

12. CANDY

(黒ギブソン)

「この曲が出来ことによって、自分の表現の幅が少し変わった、この曲を作ったことで、一歩前に進むことが出来たと思う曲を2曲続けて聴いていただきたいと思います。」

メンバーひとりひとりがスポットライトで照らされる。
初めて狭山で生で聴いた時は、もうどんな気持ちで聴けばいいのか分からなくて、複雑な気持ちだった。
おそらく自伝の発売にもかけた(もしくは自伝のインタビューを受けてるうちに原点的なものを思い出した)セトリの組み方なのかなと思ったけど、自伝読んでからは、もうこの曲を歌う姿に涙が止まらなくて。
そもそも自伝の発売にあまり賛成派じゃなかったから、同情とかそういうものではないんだけど、ずるい。
でも決して、こんな過去があって苦しかったね…寂しかったね…ここまで生きてくれてありがとうって感情よりも、なんかこうもっと大きいものというか、歌詞にも「これは繰り返さぬための歌」ってあるように、叫び、祈り、のように感じた。
「僕も笑った 僕も笑った」の部分の笑顔が忘れられない。狂気的とかいうか、苦しそうというか。
最後優さんのギターの音だけが残るんだけど、その時の会場の耳のすませ方というか、余韻が半端じゃない。


13.駱駝

(黒ギブソン)

そこからの、駱駝はもっとずるい。
幼少期を歌ったCANDYからの、路上時代を彷彿とさせる駱駝。むしろ私はこっちのほうが毎回泣きそうになる。
だって、歌い始めが「子供みたいに笑えるかい?」だよ。笑えなかった子供時代を過ごした人が、一番最初に問いかけてくる言葉がこれ。さっき苦しそうな笑顔だった人が、すごい優しい笑顔で歌ってる。
しかもCANDYで「馬鹿な大人にならないように」って歌ってるのに、駱駝で「大人はバカだから」って言い切っちゃってる。「手を出されて泣いたっていいから 世間体なんてカスだから」振り切れ方に驚くし、曲を作った時系列で行くと、駱駝のほうがよっぽど昔に出来た曲なのにも驚く。
でも、本当に大好きな大好きな曲だから、今回も聴けて嬉しかった。高橋優を路上時代から応援してるわけでもなく、なんならもうつい最近知ったばかりも言ってもいいくらいなのに、これから先もこの人はこれからの未来でどんな曲を作るんだろう、その世界をずっと見ていたいなと思う。
あと、ずっと足踏みしながら歌ってるのも好き。


バイオリンソロ
須磨さんにだけスポットライトが当たって、ソロ演奏。バイオリンだけの音を普段聴くことないから、貴重だし、かっこいい。次の光の破片にも繋がる綺麗な音ですごくいい。

 

14. 光の破片

ミラーボールがステージ上手に出てきて、笑う約束の時と同じ照明の演出。
毎回この曲をライブで聴くたびに思うけど、声の伸びがとっても綺麗だなと。すんなり心に入ってくる感じ。
あと、この曲のドラムのリズムがすごく好きで、毎回ドラムのリズムのほうで乗りたくなってしまう。
あとここらへん、良い意味でも悪い意味でも、すごいぼーっとして聴いてるせいか、あ、顔がかっこいい…とか、あ、指の使い方いい、とかそんなことばかり考えてしまう。

 

15. 産まれた理由

「最近自分の周りで、新しい幸せを見つける方が結構いたりして、またそんな幸せの中で、新しい命が誕生したなんていう幸せな報告を受けたりして。その人たちに対して、幸せになってねーなんて言葉の変わりに、何か届けられるものはないかなと考えたときに、もしその新しい命がいつか言葉を覚えて、自分を産んでくれた母親や父親に、こんなことを話してたらそれは幸せな未来ということが出来るのかなと考えながら書いた曲を聴いて頂きたいと思います。」

アニメーションあり。パラパラ漫画みたいな優しいタッチの映像。
この曲は聴くたびに思うけど、誰かに向けて書いた曲というよりも、優さんが自分の両親に宛てて書いた曲だと言ったほうがとてもしっくりくる気がする。
「ねぇ僕は今幸せさ」の部分、今回のツアーでもよくハニカミながら歌ってるけど、やっぱりacmfの時に見た笑顔が一番くしゃくしゃで自然でとっても良かった。

 

16. WEEKEND JOURNEY

「わりとしっとりした曲が続きましたけど、ここから2017年一番熱く激しくエロティックな時間を過ごしたいと思うんですが、一緒に盛り上がってくれますか鹿児島!飛び跳ねてくれてくれますか鹿児島!暑い夜にしようぜ鹿児島!」
毎回どの会場もこんな感じの煽り。1階席ー!2階席ー!ってレスポンスするときもあった。しっとりした曲が続いたあとのこれ。置いていかれないように必死。

1月公演に入ってからは、イントロ部分で、
仙台1日目「ちょうど去年の今頃だったー!あの雑誌が発売したのはー!思わぬ写真を撮られたのちょうど去年の今頃だったー!」
仙台2日目「ちょうど去年の今頃だったー!思いもよらない写真を撮られたー!それがあってこの曲が出来たー!」
福岡「ちょうど去年の今頃だったー!思いもよらない写真を撮られて、週刊誌に載ったことがあったなー!」
鹿児島「ちょうど去年の今頃だったー!思いもよらない写真を撮られて変な気持ちになったなー!」

毎回この台詞、ノリノリでめっちゃ楽しんでる。すこく嬉しそうだしイタズラした子供みたいな笑顔で言うもんだから、複雑な気持ちになってるこっちの気持ちも考えて!もう笑うしかないから!いや、笑うところだけど!

でも曲自体も、すごい楽しい!!
AメロBメロで客席の揃った手拍子と、優さんの煽るような歌い方、全員でこれから楽しむぞ!っていうザワザワと盛り上がっていく感じ、たまらない。
サビ前のカモン!!で一気に客席を連れて行く感じ、好き。
「ああもう 見たい 聞きたい 触りたい」はすごい感情込めながら歌うから、エロいし、
「トラれちゃマズイくらい」の部分は、顔の前に、両手の指で四角く枠を作って、カメラのシャッター押す真似。うん、可愛い。
個人的にはライブで聴くの大好きで楽しい曲なんだけど、「幸せはここにある」「喜びはここにある」の部分で毎回泣きそうになる。

 

17. パイオニア

このタイミングでのパイオニア、体力的にかなりキツい。わりと前半は体力温存系な曲が続くからさほど飛び跳ねてはいないはずなんだけど、立ちっぱなしだから、足腰に結構きてる。でも言うまでもなく楽しい!!
挑発的な顔もするし、笑顔だし、かっこいいし、かっこいいし、かっこいい………もうパイオニアだけで3回くらい歌ってほしい……
手拍子やリズムも取りやすいし、会場が満場一致で盛り上がる。ダッチさんがスティックを交互に高く掲げるリズムも恒例で好き。

 

18. Mr. Complex Man

休む間もなく怒涛の3曲目。責めるねえ…
1月公演からは、「才能と親切とアラカルトを買ってきて下さい」の「アラカルト」の部分は毎回替え歌。
仙台1日目「牛タン」
仙台2日目「ずんだ餅
福岡「博多通りもん
鹿児島「白くま」

リリック映像が今回一番これに力入れた?っていうくらい凝ってる。昔、カラオケの映像であった歌詞が色んなところから出てくるアニメーションみたいな感じ。
途中ファミコンのマリオみたいなステージで土管とか出てきて、ゲームのタイトルのところがちゃんと歌詞になってたりして面白いんだけど、なんせモニター見てる余裕がない。

この曲の歌い方がすっごい好き!台詞みたいに歌う感じが感情こもってて良い。特に「大切なものってなんでございましたっけ?」が好き。
「とりあえずタッチパネル 憩いのSNS」の部分とかも、ちゃんとスマホ操作する動きしたり、色々忙しい優さん。

あと、多分TOKYO DREAMの時にカミカミ曲。
仙台1日目、歌い出しの「良い人のフリして おべっか粧し込んで」歌い忘れ。
2番の「知ったかブリして聡明に決め込んじゃってる」は多分、最初人のフリ見て〜って歌い始めちゃって、「人のフリ○%■☆×△◇〜」ってなる。やっちゃった、って顔が可愛い…ずるい!
年明け1発目のライブでテンションも高かったのかな、と逆に嬉しい間違い。

「Oh yeah!yeah!yeah!」も客席と盛り上がるし、初めて来た人も、多分このレスポンスならやりやすい!しかしここで本気を出しすぎると、後の泣ぐ子に響く。

 

19. 明日はきっといい日になる

この流れも新しくていいなと。前の曲の盛り上がりを崩すことなくスムーズに持ってきてる。正直ここで若干のマンネリ化はあるんだけど、この曲のあとに続くセッションが恐ろしくかっこいい。


楽器セッション
ドラム→ベース→バイオリン→キーボード→ギター→アコギでどんどん参加していく形で、どのパートも本当にかっこいいんだけど、最後にアコギ(Dove)掻き鳴らす優さんに鳥肌!!!
失礼な話だけど、エレキギターのソロの格好良さってなんとなく想像つくけど、あれ、アコギであんなにかっこいい音でるんだ!?っていう格好良さ。プラス高橋優の格好良さ。すぐ終わっちゃうの非常にもったいない…この時間だけで15分くらいは欲しい……

 

20. 泣ぐ子はいねが

セッションで盛り上がったまま、後ろのモニターが割れて、真ん中から、なまはげ登場。これが、ばけもの級に怖い。真ん中にバカでかい顔がどーんとあって、両脇のモニターを掴むように指がうようよ動いてるのが、気持ち悪い。
え、ここにお金かけた!?という感じ。

今回もタオル回しあり。
恒例の、下手側→上手側→真ん中に移動しながら歌う。ステージサイドに花道的なものがあるところは、基本的にその端っこまで行ってたんけど、ステージ上の作りなのか、仙台福岡はそっちまで行かず。
ステージから降りたのは、沖縄、鹿児島。

鹿児島は、下手の花道から降りて、客席の後方通路を横断して、上手の花道に戻ったんだけど、花道に上がるとき、15cmくらいの段差に躓いて、転ぶ。
足が思った以上に上がってない33歳可愛い。
「みんな一緒に歌いましょう!!!」って言ったあと次に聞こえたのが、「転んだ〜!!!!」
反射的に顔や手を守ったのか、前の段差に躓いたのに、何故かお尻から転ぶ。
恥ずかしいー!!って何回も言いつつ、「誰かスタッフ映像に残してないよね??」って確認する抜かりなさ。

真ん中で歌う時は、ステージのギリッギリに立つもんだなら、手を伸ばしたら届きそうな近さ。むしろ、何も気にしないでタオル回してたら優さんにぶつかるなってくらい。
下から見上げてる人の気持ちは知ってか知らぬか、ぴちぴちのスキニーで色々あれなのに、気にせず腰フリフリしてるから、もう恥ずかしいからやめて!!ってこっちが言いたくなるくらい。ごちそうさまです。

「○○美人はおいで」は、毎回しゃがんで、最前列(若干下手側が多い)の女性数人に手招き。あんなのやられたら倒れてしまう。
最後は、タオルを客席に投げる。綺麗に飛ぶ時は5〜
6列目まで。一番下手だったのは、下手側から投げたのに、急カーブして、上手の最前列に落ちた時。

 

21. BEAUTIFUL

(Doveじゃない茶色のアコギ)

「今日鹿児島の皆さんと過ごせた一日本当に楽しかったです!今日を迎えられたことも嬉しかったし、鹿児島に来られるって決まった日から楽しみにしてたし、ライブをやる前っていうのは本当に楽しみで嬉しくて、夜も眠れないくらいワクワクするんです。でも、その分ライブが終わってしまうと、寂しい気持ちにもなってしまったりして。でも、またみなさんに会えるときまで、僕の想いが、音楽という形で皆さんの側にいることができるように書いた曲を最後に聴いていただきたいと思います。」

Aメロは、優さんのアコギと歌のみ。これが、すっごい優しい。ギターの音も、歌詞も、ひとつひとつ大切に噛みしめるように歌っていて、ちゃんと一語一句が伝わってくる。
初めてこの曲を聴いたとき、この曲は聴いているファンよりも優さんの周りにいる人でもなく、誰よりも一番優さん本人に宛てたい曲だと思ったけど、ライブで聴くと、びっくりするくらい自分の心にすんなり入ってくる。聴き手全員が自分に当てはめるんじゃないかなってくらい、こんなに寄り添ってくれるような優しい歌があるの?って。
聴き終わる頃の感想は、もうただただ「美しい」
優さんがこの歌に込めた「美しい」の意味が、単に容姿の綺麗とか格好良いとかではなく、もっとその人の生き方や魂を褒めた意味合いだとしたら、この曲の感想も「美しい」だなと。
歌詞がいい、メロディがいい、歌がいい、そんなことは当たり前で、この曲を作ってくれて、歌ってくれてありがとうと言いたくなる。

モニター映像は、初日の狭山は、地球の画を背景に、「君は美しい」って大きく縦書きで表示してたのがすごく印象的で記憶に残ってるんだけど、それ以降の公演は、何故か横書きに変更されてた。縦書きよかったのに。

優さんは、下手側に退場。


アンコール

パリッッとノリが効いた白シャツにお着替え。前回ツアーからの、この流れ、なに?かっこいいけど。
結構ぴったりサイズのシャツだから、もっとラフな、カジュアルっぽい白シャツでもいいのにな、と思ったり。

 

22. 福笑い

鹿児島で、年明け初の福笑い。あれ?よく考えたら、むしろなんでライブ初めの仙台1日目で歌わなかった?
当然に同じ空の下が来るものだと思ってたから、驚きの福笑い。
久しぶりに(というほどでもないけど)聴くと、やっぱりほっこりするし、好きな曲。
アンコールで、全員で笑顔になれる曲いい。

 

23. 現実という名と怪物と戦う者たち

これアンコールに持ってくるのずるい!!記録が間違っていなければ、今ツアーでは、鹿児島で初お披露目。
いつもは、こどものうたやBE RIGHT。どちらにしても体力勝負な曲を持ってくる。
ちょっと左右にリズム取りながら歌ってる姿が大好き!!出会えて良かったと心から言える!!!!

 

24. リーマンズロック

(グレッチ)

AメロBメロは、優さんの歌声とギターだけで、手拍子なしで聴き入る感じとても好き。
「大した事ないさ 何もかも順風満帆だ」で、バンドメンバーさんの煽りと手拍子が始まる。
「歪むエレキに癒されるこのひと時が好きだ」の池窪さんのギュイーンはかっこいい。多分笑う約束の時もも同じこと言ってる。
ライブ終わって、また日常生活に戻って仕事が始まるなあ嫌だなあって思うの見越して、この曲を最後に持ってきたの?くらい、ああ仕事頑張ろうって思っちゃうから罪。


最後にもう一度メンバーの名前を呼んで、一列に整列。
「今日はありがとうございましたー!また会いましょう鹿児島ー!!!」
全員で揃ってお辞儀するときの、優さんの掛け声が毎回謎だけど、可愛い。
「(マイクには拾われてない)せーのーで、わあ〜」


BGMで、「明日はきっといい日になる」
優さんがステージサイドに挨拶してる最中に、バンドメンバーさんたちは、真ん中の小道から退場。
ちゃんと順番にひとりひとり真ん中に立って見送れるのいい。
ここもお決まりで、客席が歌ってるのに合わせて、マイク取って優さんもワンフレーズ歌っていく流れ。
最後、真ん中の小道の上に立って、深々とお礼して、退場。

 

初日の狭山はどうなるかと思うくらい、???ってセトリで、大丈夫かなあと心配になったけど、少しづつ客席の様子を見ながら、変えてくれているのが嬉しい。でも、本当はいっぱい悩み抜いて最初に考えてくれたセトリが狭山だろうから、ちゃんと楽しめなかった自分に悔しさも感じる。
でも、オリジナルアルバムを引っさげでのツアーは、個人的に初参加だった今ツアー。ライブで初めて披露する曲がたくさん並ぶセトリで、この曲はどんな表情で歌うんだろう?って考えながら、こんなにもワクワクするものなんだなって。
今回何故か、ステージ上に立つ優さんが、光の加減で、眼鏡なしに見えたり、初武道館の時の姿に見えたり、ボーリングのときのようなぱっつんヘアーに見えたりして(多分わたしの妄想や幻覚もある)、リアルタイムでは知らないけど、映像やDVDで見てきた過去の優さんを色々思い出してしまって、でも変わっちゃったと寂しく思っていた部分は実はなにも変わってなくて、いま目の前に立ってる人は紛れもなく高橋優でしかないと思う瞬間が何度もあった。

家にいるとき、通勤中、寝る前、どんな時でも優さんの曲は常に寄り添ってくれて、最早わたしの生活の一部のようになってるけど、今回それを改めて認識したし、この先どうなっていくか分からない、でもきっとこれからも歌い続けるであろう高橋優の行く末をずっと見ていたいと思えた。


余談メモ
・仙台1日目はピック大放出。ステージ上にあったピック全部を投げる。(10枚くらいあった)